NBC長崎放送

2023/05/08/12:00

長崎の音 ~#6 早岐茶市~

山の人々と海の人々が物産を持ち寄って、物々交換することから市が始まった。

早岐茶市は歴史をさかのぼるのが難しいほどの昔に始まり、市の形態を守り続けている。

 

茶市というのはそのぎや嬉野の新茶を漁村の人々が競って求め、

わかめや魚の干物などと物々交換したのが始まりという。

この日のために県内県外の露天商が集まり、楽しみに集まった人々で賑やかになる。

 

早岐はもともと「早来」(はやく)と呼ばれるほど早い潮流が有名な場所で、

山の人々も海の人々も集まりやすい山と海の交差点だったのであろう。

戻る
このページの一番上に戻る