NBC長崎放送

  • 平和文学朗読キャラバン 2021

 

「平和文学朗読キャラバン」は、被爆60年の2005年にスタート。 昨年までの16年間で、キャラバンに参加してくれた児童生徒は156団体、2万3327人となりました。今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大のため、アナウンサーが学校などを訪問せず、平和文学を朗読した映像をNBCが制作し、6つの団体へ限定配信を行い、子供たちへ「平和の尊さ」「戦争の悲惨さ」を伝える活動を実施しました。今年の参加団体は長崎県内の中学校や小学校など6団体、およそ1600人の児童生徒の皆さんに参加頂きました。ありがとうございました。

【読み手】 NBCアナウンサー

 

今年、平和文学朗読キャラバンに参加頂いた児童生徒の皆さんから届いた感想文をご紹介します。 (原文のまま) 小学生 朗読を聞いて、私は改めて戦争はあってはだめな事だと思いました。話を聞きながら、自分がもし、そのひ害にあったら、自分だけ、とりのこされてしまったらと思うと、とても心がいたくなりました。これ以上、大事な命をうばう戦争がおきないために、今に感謝して、人の命(心)を大切にしようと思いました。 私は戦争はいけない、おそろしいと思いました。戦争では、やけ死んだ人や、ごはんがあまり食べられず栄養不足になって死んでしまう人などがいて、かなしくなります。今は、食べ物もあって、安心してねむれてとてもしあわせだと思いました。これからは、平和な世界が永遠につづいてほしいです。 中学生 今回のNBC朗読で平和をより大切にしたいなと思いました。戦争で人の命がなくなることはとても悲しいことだと思います。小さなけんかから戦争につながるのは怖いことだなと思いました。だから、だれとでも仲良く、差別をぜったいにしないようにしたいです。これからも、平和について考え、より多くの人に戦争はとても怖いことだとしってもらいたいです。日本だけじゃなく、もっと多くの国に平和が広がってほしいです。 朗読会で感じたことは、これだけ、つらい思いをしてきた人がたくさんいて、今、ふつうに、平和にくらせていることを、あたり前だと思ってはいけないなとあらためて思いました。また、私は、平和のためにみんなが心から笑えるかんきょうを作りたいと思います。みんなが苦しくないよう、笑顔を守っていきたいです。また、その大切さを小さい子に広げていきたいです。世界から戦争がなくなり、世界が笑顔であふれたらいいなと思いました。

 

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