こどもたちのためのプロジェクトとは
すべてのこどもたちへ輝く未来を
この度、NBCラジオとフラコミュニケーションズでは、不慮の事故から子どもたちを守る活動を行っているNPO法人「Love&Safetyおおむら」へ賛同し、未来ある子どもたちの健やかな成長を目的として、放送を通したキャンペーン活動、寄贈品作成、自然・文化・社会体験などの多様な機会の提供など、様々な取組みを行うためのプロジェクトを共同で立ち上げました。
水辺の事故を減らすために、今できること
こどもの命を守るために必要なことは
正しい知識とライフジャケット
海や川、湖。水辺はこどもにとって発見や喜びを与えてくれる最高の遊び場です。
しかし、毎年多くのこどもたちが水の事故で命を落としています。
そんな不慮の事故からこどもたちを守りたい。
そのために、私達ができることが2つあります。1つは、水辺の安全に関する正しい知識を身につけること。もう一つは、こどもにライフジャケットを着用させることです。
目を離した一瞬に事故は起こる
「浅い場所なら溺れない」「泳げれば大丈夫」。そう思っていませんか?しかし、浅い場所や波や流れのない場所でも人は溺れます。
さらに、泳ぎが得意な人も、溺れる可能性があるのです。その原因は、過呼吸です。
不安や緊張を強く感じると過呼吸になることがありますが、それが水中だと、開いた口から水が入り気道にはいった水を吐き出すことができなくなり、やがて心肺停止にいたります。こうして人はあっという間に、かつ助けを呼ぶ声も出せずに静かに溺れていくのです。
楽しく遊ぶための備えが大切
こうした自体を防ぐ最善策は、ライフジャケットを着ること。
ライフジャケットは浮力を持っているため、鼻と口を水面より上に出すことができます。仮に、パニックで過呼吸になっても気道に水が入ることを防ぐことができるのです。
海上保安庁のデータによると水の事故が起こった時、ライフジャケットを着用していなかった場合の生存率は4割。一方、ライフジャケットを着用していた場合は9割と、2倍以上も生存率が上がります。
ライフジャケットを着用して安全・安心に水遊びをしましょう。
こども用ライフジャケットの選び方
ライフジャケットの正しい着用方法
2023年の活動実績
ラジオCMで周知を図りました
ライフジャケット着用啓発「ラジオCM」を1,145本放送しました。
2023 ポスター
長崎県内小学校183校、大村市内病院、海上保安部各所、ご協賛企業様、関連企業様などに配布しました。
また県内の子どもをお持ちの親御さんへ向けてSNS広告を11万回再生し、専用ホームページへの誘引を行い、ライフジャケット着用の周知徹底を行いました。
NBCラジオ スキッピー中継
こども達の川遊びシーズンに合わせて海上保安部様とライフジャケット着用講習を実施しました
ライフジャケットを60着寄贈
ご協賛いただきました協賛金の一部でライフジャケット60着を寄贈。
防災拠点である長崎サンセットマリーナ様を通じ、地元自治体や漁協などでご活用いただけるよう贈呈式を実施いたしました。この模様はNBCテレビ「Pint!」やNBCラジオ「50NEWS」、長崎新聞社でも報道されました。
協賛社
特別協力
後援
出典
・一般社団法人吉川慎之介記念基金
・冊子 「Love & Safety 子どもの安全管理
~ 水辺の事故を減らすために、今できること ~」
【動画】水辺の事故を減らすために、今できること
・【イラスト】 上大岡トメ、タラジロウ
【文】 吉田 渓
【デザイン】 Tyche Design Office